南信州の四季

南アルプスの麓、雄大な自然にかこまれた南信州。
ここ南信州は、四季を通じて、自然の美しさ、雄大さにふれることができる地です。
一年通して魅力絶えない南信州に、是非お出かけください。

天竜川の浸食が造り出した峡谷、名勝「天龍峡」。
奇岩断崖や峡谷を彩る木々の景観が約2kmにわたり続きます。

深いエメラルドグリーン、透きとおるような翡翠色など、日により様々な色合いに変化する天竜川。
「天竜川下り」では、四季折々に色付く木々や迫力ある断崖を間近で目にすることができ、
「遊歩道」では、桜、山ユリ、ドウダンツツジなど、四季折々に色付き花を咲かせる草木の中をゆったり散策することができます。

「天龍峡大橋」は、天竜川にかかる三遠南信自動車道の橋。（令和元年開通。）
橋桁の下が遊歩道になっており、高速道路の下を歩く珍しい体験ができます。
眼下には、天竜川やJR飯田線。
高さ80mからの迫力の絶景をお楽しみいただけます。

飯田市は、樹齢数百年を超える古い桜が市内に多数点在する、「一本桜」の名所です。
江戸時代の飯田藩主・脇坂 安政は、阿弥陀四十八願(※)にちなみ藩内48ヵ所に桜を植えたと伝わっています。

※「阿弥陀四十八願(あみだしじゅうはちがん)」
…法蔵菩薩(のちの阿弥陀如来)が仏に成るための修行の際に立てた四十八の誓願。

長野善光寺へのご遷座前、飯田の本多善光(よしみつ)公が御本尊(一光三尊阿弥陀如来様)を最初にお祀りした場所。
ご遷座の際「毎月15日間は飯田に帰る」とお誓いになったことから、長野善光寺、飯田元善光寺の両方のお詣りがなければ片詣りとも云われています。
七年に一度の大行事「御開帳」では御本尊が一般公開され、大変な賑わいとなります。

ロープウェイで、雄大な南アルプスを見渡しながら、標高1,400mのヘブンスそのはらへ。
園内では、足元に広がる一面の花畑の上をゆっくり進む「2人乗りペアリフト」や、
森林セラピーの原生林「いわなの森」のデッキロード散策などが楽しめます。

さらに園内から「展望リフト」に乗ると、展望台、富士見台高原へ向かうことができます。
岐阜県との県境、富士見台高原は、360°の大パノラマ。
日本百名山の23座を一望しながらのトレッキングが楽しめます。

「天空の楽園・日本一の星空ナイトツアー」は、オンラインチケット購入のうえお出かけください。

駒ヶ岳ロープウェイで一気に、中央アルプスの標高2,500mの世界へ。
起点から終点までの高低差950ｍのロープウェイでは、眼下に中央アルプスのまさに千畳敷の絶景が広がります。

ロープウェイを降りると、千畳敷カールを一周する遊歩道をハイキングできます。
カール一面に可憐な高山植物が咲き競う爽やかな夏、山肌一面が黄金に輝く秋、
冬から春は雪に包まれ、紺碧の空と純白の冬景色が楽しめます。

千畳敷はロープウェイがあるため高所の雄大な景色を気軽に楽しむことができます。

約1,500本のタカトオコヒガンザクラが城跡を覆い尽くす名所。
少し小ぶりで赤みの強い花を咲かせます。
秋には約250本のカエデが紅葉し、趣ある城址公園に。

中央アルプスを正面に望む高台に建つお寺。
高さ12mを超す立派な山門と三色藤のお寺です。
境内の藤棚は5月頃、甘い香りとともに白・紫・桃の三色の花を咲かせます。

中央アルプスを望む高台に、200種5,000株の色とりどりのアイリスが色鮮やかに咲きます。
4～5月はアイリス、5～6月はバラを楽しむことができます。

江戸時代から人々により奉納された石臼2,000個を庭園に敷き詰めた、石臼のお寺。
この庭園と、境内、裏山に、紫陽花2,500株が見事に咲きます。

打上げ場所「天竜川水神橋」は当館の目の前！
雄大な天竜川と南アルプスを見下ろす当館自慢の眺望に、この日は目の前で大迫力の大輪の花火が打ち上がります。
まさに「特等席」の立地の当館で、大切な人と思い出にのこる夏の夜を過ごしませんか？

中央アルプスと街を見渡す高台のローズガーデン。
約1万㎡の敷地に約270種・3,000本余りのバラが。
初夏から秋まで楽しめます。

湖畔一帯の1万本のもみじが、燃えるような紅葉と絨毯に。
ピーク期には紅葉祭りが開催されます。

年の瀬迫る12月、遠山郷各地で行われる、湯立神楽(ゆだてかぐら)を奉納する伝統行事。
観覧へは、ご夕食後、暖かくしてお出かけください。